筋肉が持つ運動機能以外の働き

筋肉は運動以外でも大きな役目を持っている

 

筋肉は運動時のパワーやスピードだけではなく、体の機能維持の働きも持っています。

 

そこで今回は筋肉が持っている3つの働きについて解説します。

 

筋肉が体温調節を行っている

なぜ筋肉は体温調節を行うのか?

 

筋肉は人間が生きていくために必要な体の構造として非常に大切なものです。

 

我々に備わっている体温調節機能は2つあり、体温を維持するための熱の発生源と放熱する動きに分かれています。

 

体温を一定に保つためには、筋肉による発熱と自然放熱の交互の働きの循環バランスとが必要になっています。

 

真夏の場合、あまりの外の暑さで体も疲れてしまいます。そして自宅内で過ごす際に冷房をかけ続けていると、体温調節の働きが悪くなってしまう事もあるので注意してください。

 

また運動不足によって筋肉量が低下すると、体全体の代謝機能が低下してしまい、同時に体温調節機能も低下するので免疫力も下がって病気が起きやすい状態となるのです。

 

極端に冷房が効きすぎている場所にいると体が疲れやすくなるのはそのためです。

 

そこで健康でいるためには常に一定の体温を維持していることが大切であり、できるだけ筋肉量を増やして代謝を上げるようにしましょう。

 

筋肉は代謝や体温調節だけではなく血液の循環、その他見えない様々なところで役に立っていますので、日頃から使うようにして衰えさせないように意識してください。

 

筋肉は血液の循環を補助する

筋肉が血液循環に役立つ理由は?

 

血液の循環は心臓と筋肉の2つで行われています。

 

もしも血液の循環を心臓だけで行うとなれば心臓は鼓動を高めなければならず、かなりの負担がかかってしまうので筋肉が血液循環の補助をしてくれるます。

 

特に血液循環のポンプとして働いている筋肉が「ふくらはぎ」です。

 

また第2の心臓とも呼ばれており、ふくははぎによる血液循環は「ミルキングアクション」と呼ばれています。

 

ふくらはぎの筋肉は血液を循環させる中で最も重要な役割をしていますので、上半身の心臓と下半身のふくらはぎでバランスを取っています。

 

また、飛行機に乗った時や、椅子に座りっぱなしで起こる「エコノミー症候群」はふくらはぎの血液循環が血栓によって滞る事で発生します。

 

特に立ち仕事を行っている人は疲れを残さないように気を付け、入浴で温めたりマッサージを行って血流を良くしておいてください。

 

ふくらはぎは柔軟性を保つ事で血管の流れが良くなるので、疲れが溜まって緊張している状態だと血流が低下し、心臓に負担がかかってしまいます。

 

普段から運動を行う習慣がない人の場合、心臓に負荷がかかりやすい状況となっているので、まずはマッサージから始めてみてください。

 

その後ウォーキングでよいので運動を行う習慣を身に付け、ふくらはぎの血流を高めていきましょう。

 

筋肉は骨を強くしている

なぜ筋肉が骨を強くするの?

 

筋トレをすると、骨は強くなると言われています。これは骨密度が高まる事に関係しています、

 

運動時や筋トレを行うと、少なからず骨を傷つけていることになりますが、カルシウムにより修復されていきます。

 

修復された骨は少しだけ強くなっていきます。この繰り返しによって骨密度が高くなっていくのです。

 

この仕組みは、筋トレで筋肉が傷ついた時にたんぱく質を摂ると修復されていくというメカニズムとほぼ同じです。

 

そのため丈夫な体作りのためには栄養も欠かせません。筋肉にはタンパク質、骨にはカルシウムと適正な栄養素が求められます。

 

特に骨を強化するカルシウムと筋肉を増やすたんぱく質は、体の構成作りに必要な主な役割を果たしているので積極的に摂取していきましょう。

 

また、骨は何歳になっても鍛えることができます。例えば60代になってからでも鍛えようと思えばできるという事です。

 

しかし歳だからという理由で鍛えられないと思い込んでいる方もいますが、筋肉と骨を鍛える事で健康になれるのは間違いありません。

 

筋トレやカルシウムの補強で何歳からでも丈夫になっていきますので、体を構成する働きを知り今からでも健康な体を作っていきましょう。